2020年3月29日

桜島の避難港における釣り行為について(令和元年12月議会個人質疑より)

投稿者: wpmaster

◆令和元年第四回市議会定例会において、桜島避難港での魚釣り行為に関する現状について、以下のような趣旨の質疑を行いました。

【現状】

・桜島避難港は、魚影が濃いということもあり魚釣りの人気スポットとなっているが、これは条例で禁止されている行為である。

・地域住民や漁業関係者からも、マナー違反などに関する苦情が上がってきており、実際にトラブルになったケースもある。このような現状から、避難港での釣り行為の禁止の徹底を求める意見書も提出された例もある。

・ただし、これまで避難港の運用上問題がない限りは、地元住民との調和を図りながら緩やかな運用を図られてきたという経緯もある。

【私からの質問の内容】

・避難港における釣り行為に対して今後はどのような対応をするのか?

【引き出した回答】

・原則として避難港での釣り行為は市の条例で定めている行為の禁止等に該当する。現在は看板で周知を図っているが地元町内会や関係機関と連携を図りながら港湾を管理していく。

【私からの提案】

・目に余るような行為については厳正に対応する必要があるが、一律に釣り行為を禁止をするのではなく、地元町内会の意見を聞きながら適切な対応を行って頂きたい。

【質疑概要】

杉尾:まず、桜島避難港における釣り行為についてお尋ねをいたします。
桜島は、火山活動の影響で岩礁帯も多く、魚影が濃いとして、釣りをする方にとっては人気のスポットだそうであります。特に桜島の避難港は釣り情報誌や釣り具店でも紹介される人気スポットとなっており、常夜灯が整備されていることから夜釣りのポイントとして有名で、県外からわざわざやってくる方もいらっしゃるようであります。
そこで、まずお聞きをしますが、桜島の避難港における釣り行為の状況を当局はどのように把握されているものかお示しをください。
答弁を願います。

建設局長(松窪正英君):お答えいたします。
避難港における釣り行為については、点検パトロールや地元住民等からの聞き取りにより釣りをされている方が散見されることを把握しております。
以上でございます。

杉尾:答弁をいただきました。
釣り行為が散見されているとのことでありますので、このことについて重ねて伺ってまいります。
避難港は、文字どおり桜島が噴火した際に住民の方が避難するための施設でありますが、避難港で釣りをするという行為に対して法律や条例の上で規制などがあるものなのか。法令上どのような取り扱いとなっているものかお示しをください。
また、こうした釣り客と漁業関係者や地元住民とのトラブルなども発生しているやに仄聞をいたしますが、当局は把握されているものかお示しをください。
答弁を願います。

建設局長(松窪正英君):お尋ねの避難港は、活動火山周辺地域における避難施設等の整備等に関する法律に基づき桜島爆発時に島民が避難するための港として整備され、管理については、本市港湾管理条例で定めております。釣り行為については、同条例第三条、行為の禁止等に該当すると考えております。
なお、地元住民や漁業者より、一部の釣り人等による避難港へのごみなどの投棄や放置、火気の使用及び船舶への損傷等の苦情をお聞きしております。
以上でございます。

杉尾:答弁をいただきました。
条例上禁止をされている。また、ごみの投棄や火気の使用などがあり、漁業関係者や地元住民の方とのトラブルなども生じているようであります。

地元の方にお聞きしたところ、ごみや針のついた仕掛けの放棄、吸い殻のポイ捨て、まき餌や釣った魚の放置による悪臭の発生、夜釣りの人気スポットであることから、深夜に騒ぐ、たき火や花火をする、またその火花が漁船のロープに引火したといった事例もあったとのことであります。

活火山桜島を背景に、海に向かい釣り糸を垂れるというロケーションは本市の魅力の一つでもあり、県内外から来鹿される方にこうした雰囲気を体験し、楽しんでいただきたいと思う一方で、こうした禁止された箇所での釣り行為や地元住民の方とのトラブルが発生していることから、避難港での釣り行為の禁止の徹底を求める意見書も出されていると仄聞をしております。

こうした中、SNS上でも桜島の避難港が釣り禁止になるということが話題になっています。そもそも行為の禁止に該当する場所ではありますが、これまで避難港の運用上、問題がない限りは地元住民との調和を図りながら緩やかな運用を図られてきたと思います。

しかし、今回のようなトラブルが発生している以上、一定の対応が必要かと思いますので伺いますが、避難港における釣り行為に対して今後はどのような対応をされるおつもりか当局の考え方をお聞かせください。
答弁を願います。

建設局長(松窪正英君):本市としては、これまでも看板等で周知を図っておりますが、今後とも引き続き地元町内会や関係機関と連携を図りながら港湾を管理してまいりたいと考えております。
以上でございます。

杉尾:答弁をいただきました。
目に余るような行為については厳正に対応する必要がありますが、一部の地域においては遠方から来られる釣り客の方と地元の方とで交流を図る機会と捉える向きもあり、また、釣り具店などでも桜島避難港におけるマナーの問題についてチラシを配布するなど、啓発する動きもあるようです。しゃくし定規に禁止をするのではなく、地元町内会の意見を聞きながら適切な対応を図られますように要望いたしまして、新しい質問に移ります。